すみれ児童館について
すみれ児童館のあゆみ
すみれ児童館は今から54年前の1966年4月、当時「かぎっ子」と言われていた子どもたちの悲しい事故等に心を痛め、働き続けるために安心して預けられる子どもたちの生活の場をという切実な願いを持つ父母らによって作られました。当時学童保育は福祉制度でもなく、行政の補助金もなく、手弁当の父母らによる共同運営という大変なご苦労と献身的な指導員によって運営されていました。長年の父母の運動により1970年大阪市留守家庭事業対策補助金を受けることになりました。
すみれ児童館は最初、関目寮6寮の一角に設けられ、1971年大阪福祉事業財団により今のすみれ愛育館の調理室あたりに保育所が新築され、27年後の1998年9月に今のうぇるほぅるの1階に移転しました。その後すみれ児童館は大阪市の放課後全児童対策としての子どもの家事業を開始しました。
子どもたちがあそびや取り組みを通して健やかに育っていけるのは、父母の皆さんのご協力のおかげです。すべての家庭でバザーやキャンプなど各種行事の委員会に参加して頂き、指導員とともに子どもたちを育てていきます。父母の皆さんの協力や意見、要望はすみれ児童館を支える大きな力となっています。
保育内容
① 各学年の発達課題を明確にして保育計画を立て、計画に基づく保育していきます。生活、学習、遊び、集団づくりが保育の中でしっかりできるようにします。
② 生活活動として、着替えなど身の回りの管理や、そうじなどの当番活動など、集団活動の中で、自分自身のことに責任をもち、みんなの中で役割を担える力をつけます。
③ 集団・学習遊びや図画工作を保育に組み込む事で、体や頭を使う楽しい遊びとの出会いの機会を作り、遊びこんでいけるようにします。
④ 行事・取り組みの意義を明確にし、見通しの持てる年間行事を計画作成し、子ども達が主体性を発揮できるように指導します。
⑤ 手づくりの給食やおやつ作りでクッキングを楽しみ食への関心を高めます。
⑥ 低学年、高学年の保育を充実し、父母とのコミニケーションを大切にします。
低学年(1~3年生)の取り組み
・1年生が児童館の生活に慣れ、見通しを持った生活を確立できるように丁寧に指導するとともに父母とのコミニケーション大切にしていきます。
・2・3年生は、1年生の身近なお兄ちゃん、お姉ちゃんとして関わる中で、指導力を発揮し、自らも成長できるようにします。
・児童館で生活に慣れてきた2・3年生も含め、挨拶や言葉づかい、物の管理、友だちづくりの指導に遊び務め、より児童館での生活が豊かになるようにします。
・自分の話を伝えるだけでなく、相手の目を見て話を聞く習慣を身に付けられるように指導します。
高学年(4~6年生)の取り組み
・行事の中でリーダーシップが発揮できるような集団づくりをします。
・それぞれの集団編成の中でリーダーを担う高学年です、つまずきや課題を先頭に立ち考えられるようにします。
・皆で話し合い、協力し合う機会を大切にします。様々な経験を重ね、心身ともに成長につなげていきます。
・指導員に信頼をよせ、悩みや思いを語られるように、しっかり関わります。
・高学年になっても通いたいと思える充実した保育に務めます。
・うまくいかない壁にぶつかる時に、自分がどうすべきか考えられる力をつけられるように指導します。
父母と一緒に子育ての喜びや悩みが、共感し合える関係づくり
・ 定期的に懇談会をもち、子ども達の様子や保育の重点課題、行事・取り組みの進め方等の共有に務めます。
・毎月児童館便り「ただいま~」の発行や掲示板の活用により子ども達の様子を伝えられるようにします。
・父母の会との連携を強め、充実した保育の確立や信頼関係の構築、「子どもの家事業」の安定した継続を可能とする活動に務めます。
・子ども達の成長について率直に語り合える関係づくりに務めます。
1日の流れ(平日基本)
14:30頃
子どもたちが児童館に帰ってきます。1年生は指導員が迎えに行きます。先に宿題を済ませて思い思いに遊び始めます。みんな遊びなど大きな集団での遊び等はすみれ公園に行きます。
傷病時対応について
内科・小児科 | すみれ病院他 |
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脳神経外科 | 済生会野江病院 |
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